Posterous theme by Cory Watilo

『【スキドレギアバレー】の何処が弱いのか』に対する返答

また気になる記事を見つけました。

実際に8回マッチをされた上での気になる点が箇条書きでまとめれています。非常に参考になります。

さらに、普段あまりブログを更新されない遊戯王wiki管理人のAitsuさんからのものだという事で、こちらも突っ込みを返させて頂く事にしました。

基本的な構築では先に出されたものに対して対応できるカードが全くと言っていいほど投入されていないので、ネクロバレーやスキドレで場を制圧する前に動かれたら成す術がありません。先攻1ターン目でお触れを伏せられた時点で基本的に勝ち目がありません。

『場を制圧する前に動かれたら成す術がありません』とありますが、普通のメタビ(罠ビ)とは異なり、かなり早い段階から場を制圧可能な、そこそこの速度を誇るデッキでもあります。ですから、回していて厳しいなと感じたのは【クイックドッペル】等で見られる先行ぶん回し程度です。

ただ、その手段を用いられると《シューティング・クェーサー・ドラゴン》や《TG ハイパー・ライブラリアン》、《スターダスト・ドラゴン》《スクラップ・ドラゴン》等のモンスターが出された上でターンが渡される為、どのようなデッキでも返しが非常に困難となります。特に「【スキドレギアバレー】だから駄目」というものでは無いように思います。

一応、攻撃力3000以下で戦闘耐性の無い大抵のモンスターは《古代の機械巨竜》で十分処理可能なのです。

『先攻1ターン目でお触れを伏せられた時点で基本的に勝ち目がありません』この点については、はっきり言わせてもらうと割り切るしかありません。

ただ、西日本ではそこそこ見られるようですが、少なくとも自分の周りでメインから《王宮のお触れ》を採用しているデッキをあまり見ない事も考えると、大した要素では無いように思います。(メインから《D.D.クロウ》や《転生の予言》が投入された構築も見られる為、メイン《王宮のお触れ》よりも《リミット・リバース》が入った構築の方が強い傾向にあると自分は考えています)

ネクロバレーやスキルドレインを引いてくるのに有効な強謙とデッキの中核を成すギアガジェル・Sin等が全く噛み合いません。またギアタウン→ネクロバレーの動きが毎回出来るかどうかは怪しいですし、ネクロバレー後のギアタウンが腐り札になり得ます。そうなると連鎖的に複数のカードが腐り札になり有効札を引けず負けます。

『全く噛み合いません』とありますが、何ターン待っても必要カードが引けない状況と《強欲で謙虚な壺》で高確率でめくれるのとでは雲泥の差がありますので《強欲で謙虚な壺》はもちろん3枚投入します。

さらに《盗賊の七つ道具》や《心鎮壷》、《魔宮の賄賂》の存在がありますので、どちらにしろ後攻時にそれらを展開させる事は厳しいように思います。また《強欲で謙虚な壺》で1ターン待つ事がそれ程致命的な事態に陥る事はほとんどありませんでした。

『ギアタウン→ネクロバレーの動きが毎回出来るかどうかは怪しい』とありますが、これについては確かです。ただ、その為のSinモンスターや《神獣王バルバロス》、《ライオウ》でもありますので、別にこれが無いと絶望的に厳しい、という訳ではありません。

『ネクロバレー後のギアタウンが腐り札になり得ます』とあります。《歯車街》1枚のみではきついかもしれませんが、他のフィールドカードが引ければ、ハンドの《歯車街》の効果を使用する事が出来るようになりますので、他にデッキ中にフィールドカードが無い場合を除けば、腐り札とはなりません。《王家の眠る谷-ネクロバレー》の枚数が2枚となっているのは、単純に引く確率の問題もありますが、ゲーム全体を見た上での枚数でもあります。

また《王家の眠る谷-ネクロバレー》の上から《歯車街》をセットする事はボードアドの損失に繋がりますが《古代の機械巨竜》を出す事での戦闘アドが見込める場合は結果的にボードアドの損失は帳消しとなります。

モンスターが少ないので単体除去を連発されると大変厳しいです。攻撃宣言トリガー系の罠に耐性のあるギアガジェルもスキドレ下ではただの3000バニラであり、その効果を発揮できる場面はそれほど多くありません。

『モンスターが少ないので単体除去を連発されると大変厳しい』これについては、戦闘アドに比重を置き過ぎている故の構造上の欠点で認めざる得ないですが、罠除去耐性を徹底的に上げる為《盗賊の七つ道具》や《心鎮壷》、《魔宮の賄賂》はメイン採用としています。《古代の機械巨竜》の効果も相まって、罠ビに対しても弱点が少ないデッキだと思います。

【マシンガジェ】等の魔法除去が搭載されたデッキに対しては相当厳しいですが、そもそも魔法除去が多く搭載されたデッキは勝ちづらい環境が続いており、あまり対戦する機会はありません。仮に想定する場合は《安全地帯》や《我が身を盾に》、《亜空間物質転送装置》等で対処するようにします。

また《スキルドレイン》が効くデッキと《古代の機械巨竜》の戦闘トリガー系の魔法・罠耐性効果が効くデッキは大抵異なりますので『その効果を発揮できる場面はそれほど多くありません』といった事は無いように思います。どちらの効果も有効な場面が想定されるデッキに対しては、状況に応じて使い分けます。

引くだけで不利になるといえるギアガジェルが4回に1回は初手に来る計算になりますが、このアド損を処理できるカードがトレードイン1枚しかありません。しかしトレードイン自体は数少ないモンスターをコストにして発動するカードであり、バルバSinスタダをコストにして打てるほどこのデッキにはモンスターが投入されていません。

《古代の機械巨竜》の素引きは非常にネックな為《トレード・イン》では出来る限りそれを切って発動したいカードでもあります。

ただ《神獣王バルバロス》《Sin スターダスト・ドラゴン》は《スキルドレイン》が適用された場でない限り強力であるとは言えません。

《盗賊の七つ道具》や《魔宮の賄賂》等でモンスターが維持可能な場を作る事を想定するデッキですので、それらが引けている場合や、単純に手札のモンスターが多い場合は《神獣王バルバロス》や《Sin スターダスト・ドラゴン》は《トレード・イン》で切ってしまいます。

基本的に単体ではカードパワーが低いカードが多数投入されているにも関わらず、相性が悪いカードが多すぎてバランス良くカードを引けないと環境の多数を占めている一線級のデッキに勝つのは難しく、バランス良く引けるのならば基本カードパワーが高いカードが多く投入されている一線級のデッキを使った方が強いです。

シナジーが高い構築をしているつもりですし、あらゆる環境デッキへの回答を持ち合わせたデッキ(全メタ)です。『バランス良くカードを引けないと』とありますが、何らかのコンボカードはほぼ揃うようなバランスで組まれたデッキですので、その前提は確率を度外視してるように思います。

『バランス良く引けるのならば基本カードパワーが高いカードが多く投入されている一線級のデッキを使った方が強い』この指摘については、環境デッキを使う大抵の人が考えている事だと思っています。

自分はあくまで環境存在率の高い【ジャンクドッペル】等のデッキに対して、圧倒的に勝ち易い場を作れるこのデッキが総じて強いと判断して使っているまでです。

トーナメント形式の大会で優勝まで狙えるデッキは、あらゆるデッキに対して自分の戦略を通せる可能性の高い、指摘にある通りのデッキである事は本質かなと思います。

PS

さらなる返答がw 本当にありがとうございます。改めて参考にさせて頂きます。